女性の多くは30代半ばから身体の変化を大きく感じ始めますが、中でもバストの下垂に悩んでいる人は少なくありません。
バストラインを保つことは若々しさにつながりますし、ファッションを楽しむ上でも重要なので、なんとかきれいに維持したいところですよね。
そこで注目したいのが、靭帯や血管など身体の主要な部分を構成するのに欠かせないタンパク質の一種である「エラスチン」で、実はバストアップにも効果的な働きを持っています。
エラスチンがバストアップに作用する理由を正しく理解して、バストアップのサポート役として取り入れましょう!
エラスチンがバストアップに効果が期待出来る理由
タンパク質の一種であるエラスチンがなぜバストアップに効果が期待できるのかを、エラスチンの持つ特徴や働きとともに確認してみましょう。
エラスチンはコラーゲン同士を結びつける
エラスチンはコラーゲン同士を結びつける働きがあり、お肌のハリ向上や弾力性につながります。
コラーゲンはお肌のハリを保つために欠かせないものですが、それは皮膚の土台を支えて強度を保つ働きからくるものです。
そしてエラスチンは、このコラーゲン繊維の間をぬうように存在し、コラーゲンを支えている繊維です。
お肌を支えて弾力性を与えるコラーゲンをエラスチンで結びつけることによって、さらなるお肌のハリや弾力が期待できるのです。
体全体のお肌のハリや弾力性が向上するということは、バストにも同様にその効果が期待できます。
コラーゲンとエラスチンはどちらも同じ繊維性のタンパク質ですが、それぞれに役割があり相乗効果をもたらす関係のため、併せて取り入れることが重要です。
しかし、どちらも加齢とともに体内生成量が減少するため、積極的に食材やサプリメントなどから補うのが望ましいですね。
エラスチンはクーパー靭帯を補修できる
エラスチンは伸縮性のあるタンパク質で、関節に存在している靭帯に多く含まれています。
バストにも「クーパー靭帯」と呼ばれる靭帯があり、バストの乳腺や脂肪をしっかり支える役割があり、適度なハリを保つために欠かせない組織となっています。
クーパー靭帯が消耗してくると、バストのサイズが小さくなってしまったり、バストが垂れ下がってデコルテが痩せたり、左右のバストが離れるなどの影響が出てきます。
クーパー靭帯は加齢や運動、重力などで日々消耗していくため、完全に食い止めることは難しいですが、エラスチンを補うことでこのクーパー靭帯の維持をサポートできるのです。
バストのハリはふっくらとした質感や、デコルテからのなめらかな曲線につながりますし、バストの高さを維持することはいつまでも若々しい印象をもたせてくれます。
バストアップやバストの維持のために、エラスチンによるクーパー靭帯のケアが必要なのですね。
エラスチンを効果的に取り入れるにはサプリがベスト
エラスチンとコラーゲンは相乗効果があるため、バストケアをはじめとしたお肌のハリや弾力を維持したいなら両方を積極的に補うのが理想です。
ただしエラスチンはすじ肉や軟骨などに含まれていますが、その分量は限られています。
そもそもすじ肉や軟骨などは、日常的にたくさん食べられるものではないですよね…。
そこでエラスチンを集中的に取り入れるのには、サプリが断然オススメです!
エラスチンは前項でご紹介したように、バストアップに効果が期待されることから注目を集めていますので、バストアップを目的としたサプリの中から選ぶのが手軽かもしれません。
コラーゲンも入っているサプリならなお効果的
また、エラスチンはコラーゲンと合わさることでより効果を発揮してくれることから、エラスチンとコラーゲンが同時に含まれているものがあれば理想的ですね。
コラーゲンも鶏皮、軟骨、牛すじ、バラ肉など主に肉類に含まれているので、これらが好きな人はエラスチンと同時に摂取できるので良いかもしれません。
ただしカロリーが高いものばかりなので、食べ過ぎには要注意です!
やはり日常的に取り入れ続けるには、サプリが一番無理がなさそうです。
エイジングケアとしてもエラスチン摂取を始めよう
これまで見てきたように、エラスチンはバストアップ、バストの大きさや形の維持に欠かせない成分です。
バストの下垂が気になり始める30代以降の女性は、エラスチンでバストケアを始めるべきタイミングですよ!
そのほかにもエラスチンはいろいろなエイジングケア、たとえば動脈硬化予防に効果が期待されていたり、靭帯の怪我を防いだり、バスト以外にもお肌のハリを保つことなどに役立ちます。
健康維持、バスト以外の美容面でも、エイジングケアとして取り入れるのに効果的ですよね。
年齢と共に減っていくエラスチンですから、積極的に取り入れていきたいところです!
また、エラスチンと相乗効果をもたらすコラーゲンも同時に取り入れるとより効果的です。
同時に摂取するにはすじ肉や軟骨を食べるほか、サプリを飲むのもオススメですよ。